観測史上最低ペースの少雪 雪関連イベントへの影響懸念
異常な暖冬少雪により、郡市内は過去に例のない積雪量になっている。大正7年から雪の観測を行っている森林総合研究所十日町試験地(川原町)では、11日から20日まで積雪ゼロが続き、真冬の1月中旬に積雪がなくなるのは、その冬の最大積雪深が観測史上最も少なかった平成元年(最大積雪深81cm)以来で、今冬は同年を下まわるペースで少雪が推移している。21日未明からの降雪で同日午前9時現在の積雪は7cmとなったが、気象庁によるとまた今後しばらくはまとまった降雪は見込めなそうだ。こうした中、来月14日から開催予定の第71回十日町雪まつりについて、同実行委員会は「中止や開催日の変更はない」としながらも、この状態が続けば会場の変更などプログラムに大きな変更を余儀なくされそう。このほかにも雪のイベントやスキー大会など様々な催しに影響が懸念されている。
(写真:十日町雪まつりメイン会場が予定されている十日町高校グラウンド・20日)
《本紙1月23日号1面記事より抜粋》
十日町新聞1月23日号は・・・・
▼温泉再開に向け侃々諤々 竜ヶ窪温泉、住民ら110人が集まり意見交換会
▼少雪、そんなの関係ねぇ 松之山温泉、雪運び入れ「むこ投げ」開催〔AR動画あり〕
▼無雪の中で開催されたさいの神 宮下公園での伝統行事に100人
▼〈中里地域賀詞交歓会〉中里の元気を十日町の元気に 清津峡絶好調、服部兄弟応援誓う
▼市民90人が参加して盛大に 第24回市民書初め大会〔AR動画あり〕
▼扇辰師匠の名人芸に酔いしれる 上野寄席楽集で弟子の小辰と共に古典落語熱演
▼団子かざりに様々な願いを込めて 貝野小学校、江戸時代からの小正月行事に挑戦
▼本選会出場者12人決まる 十日町きもの女王コンテスト
▼全中、インターハイに向け大きな弾み 県クロスカントリースキーで十日町勢が大活躍
▼〈県中学スキー〉女子リレーは南が吉田との激戦制す 村山愛美沙が三冠に
▼〈県高校スキー〉十高女子リレーが手堅く8連覇 男子の坂井冠太は三冠を達成 など