2025年 11月07日 (金曜日)

カテゴリー

イベント



2015年09月24日

第12回きものの街のキルト展が開幕

150924_02.jpg 150924_03.jpg

 第12回きものの街のキルト展が19日に開幕、来月4日まで市街地を中心に開かれている。
 キルト展は県内外から29の団体が制作、市内125会場とほくほく線列車で作品が楽しめる。
 初日には10回目を迎えたキルトコンテストの表彰式が市民体育館で行われ、年々国際的になっていることを象徴するように、クロアチアピッチで十日町市と縁の深いクロアチアのイゴール大使館参事官も出席した。クロアチアでもキルト展が行われており、日本からも出展されているという。
 表彰式では村山義政市観光協会長が主催者を代表して、出品への感謝の言葉を述べながら「キルト展はきもの産地ならではの特性を生かして、中心市街地の活性化に役立てたいと始められ、現在、活性化の計画も進んでいる。来年、再来年は様変わりした中心市街地で行いたい」と述べた。
 この後、『秋衣』で和布部門金賞の糸山久美子さん(仙台市)と、『済州島の青い夜』でフリー部門金賞の佛生綾子さん(韓国済州特別自治道)をはじめ、各賞受賞者に表彰状が手渡された。またNHK文化センター新潟パッチワーク教室講師の朝倉澄子さんと十日町キルターズの会に感謝状が贈呈された。
(写真左から:初日に行われた表彰式とキルト列車の乗客を歓迎する職員)
《本紙9月24日号1面記事より抜粋》

2015年09月17日

人気のクラフトフェア賑わう 出展応募数も過去最高を記録

150917_02.jpg

 今年で8回目を迎えた「越後妻有クラフトフェア」が12、13日の土日、ニュー・グリーンピア(NGP)津南の芝生広場で開催され、悪天候日もあったがほぼ昨年並の約1万1500人が来場し賑わった。
 同フェアは毎回、全国から100人を超える作家や職人が参集し、木工や陶芸、ガラスや石工芸、皮革や竹細工、和紙細工や金属、染織など各工房が工夫を凝らした手作りの逸品を展示販売しており、リピーターも多く人気を集めている。
 都市部開催が多い中、山間地開催は全国でも数少なく、会場のNGP津南はロケーションの良さから来場者のみならず、出展者の人気も高く、今回は過去最高の作家215人の応募の中から選ばれた118人の作家が出展。立並ぶテントでは、制作実演や制作体験も行われた。久しぶりに出展した作家の1人は「環境が良く、クオリティも高く、雰囲気が良いので気持ち良いですね。また続けて参加したい」と話していた。
 地元枠として工房なかさと、すみれ工房などの福祉施設、地元物産品や飲食ブースも設けられ、広場入口の野外ステージでは13日に「ピクニックJAZZライブ」も行われるなど、来場者は素晴らしいロケーションに囲まれた異空間を満喫していた。
《本紙9月17日号1面より》

2015年03月26日

“春”を掘り出せ! 津南町で豪雪地面出し競争

150326_03.jpg

 豪雪となりテレビや新聞等で「全国一の豪雪の町」として報じられた津南町で22日、「豪雪地面出し競争」が行われた。
 今冬と同様に豪雪となった平成24年に、豪雪で有名になった津南町の雪を自慢し、イメージをマイナスからプラスに変えようと若手住民グループが企画したもので、以後グループが発展したNPO法人Tapにより毎年この時期に開催されている。競技は1チーム6人のチーム対抗で、スコップとスノーダンプのみを使って直径1メートルの地面を掘り出す早さを競う。
 競技は津南中学校グラウンドで行われ、下は6才、上は50歳代の男女、19チーム約110人が参加。雪の上でも動くと汗ばむ陽気の中、例年より50センチほど多い約2メートルの積雪を全力で掘り下げた。
 競技の結果、前回、前々回の覇者、遊友会が2位に2分以上の大差をつける9分7秒で地面を掘り出し、3連覇を果たした。元同級生を中心に結成、平均年齢39.3歳のメンバーは連覇の秘訣について聞かれると、「毎日の雪堀り…でなくて、毎日の晩酌です」と笑った。
《本紙3月26日号1面より》

2015年02月19日

中越大震災から10年の復興・感謝をテーマに 第66回十日町雪まつり、あす開幕

150219_01.jpg

 白い愛の祭典「第66回十日町雪まつり」が20日から22日の3日間にわたり開催される。現代雪まつり発祥の地として、昭和25年2月4日・5日に第1回を開催して、今年で66回を数え、中越大震災から10年の年として復興・感謝そして未来への希望をテーマとして開催される。メインイベントの雪上カーニバルの雪像舞台は「日本のこころ」をテーマとし、能面をモチーフとした舞台が制作される。今年は昨年末から降雪が続き、10日には豪雪対策本部が設置されたほどの豪雪となり、雪の量には不足はない。雪まつりの原点である「雪の芸術展」には昨年より2作品少ない74作品がエントリーされた。
(写真:雪像舞台「日本の心」のイメージ)
《本紙2月19日号1面記事より抜粋》

十日町新聞2月19日号は・・・・十日町雪まつり特集号!
▽雪まつりの原点を匠の技で伝え 雪の芸術展に34作品がエントリー
▽<雪の芸術展>語り継がれる市長賞作品「和…こころひとつに」制作者インタビュー
▽市民手作り「おまつりひろば」 市内に26会場、思い思いにまつり楽しむ
▽10代地元バンドが熱き生ライブ「限界突破」 高校生や社会人5バンドが出演
▼一般会計は過去最大の378.5億円に 十日町市新年度予算
▼中条病院の入院機能は精神科のみに 統合再編、建て替え計画が明らかに
▼東電石打発電所の取水申請に波紋 「市民納得できる話でない」と関口市長
▼日本防火・防災協会長賞を受賞 水沢女性防火クラブ、防火カルタなど幅広い活動
▼瀧乃川関と光山関が横綱に 北越銀行北親会が大相撲80周年記念場所〔動画あり〕
▼市内各地で今冬一番の積雪を記録 土倉の高齢者が10回目の屋根雪下ろし
▼未明に雪崩、津南町の旅館が損壊/雪に埋まり死亡、市内男性が津南町の職場で など

2015年01月29日

伝統の松代大相撲初場所千秋楽 土俵入りに三役揃い踏み、弓取り式も

150129_02.jpg

 明治13年に始まり、今年で135年目を迎えた伝統の松代大相撲初場所千秋楽が25日、松代ふるさと会館で盛大に行われた。在天法人大日本松代相撲協会(高橋芳平理事長)が勧進元となって開催されているもので、202人の力士が参加。松代大相撲は東京の両国国技館で行われていた大相撲幕内の取り組みの中から毎日10組を出題、勝ち力士を予想する。今場所は東横綱に下裸保~保(石口保・松代)が、西横綱は越後山利彦(柳利彦・苧島)に決まった。
 松代相撲は男性ばかりでなく、女性も積極的に参加。ちょんまげの被り物や褌姿になって盛り上げていた。両横綱の土俵入りでは盛んな掛け声が響き渡り、三役そろい踏みや弓取り式も行われていた。
 「何十年も参加して初の土俵入り」となった下裸保~関は「7日目から横綱の位置にいると聞かされ、まずいなと思いはずれるように予想しましたが、裏目裏目と出て、ことごとく当たってしまった。でも掛け声が気持ち良かったです。土俵入りはやめられそうにない。2連覇を目指します」と興奮気味に話していた。
(写真:土俵入りを披露する東の横綱・下裸保~関)
《本紙1月29日号1面より》

2014年11月06日

トリック オア トリート! 津南町で大ハロウィンパーティー

141106_02.jpg

 10月31日はハロウィン。もともとは欧州の秋の収穫を祝う行事であったが、米国で子ども達のイベントとして定着、近年は日本、そして十日町地域でも各地で盛んに行われるようになった。
 30日には、NPO・Tap主催のハロウィンパーティーが津南町文化センターで開かれ、保育園児や小学生、保護者ら約160人が参加、ゲームや仮装行列を楽しんだ。
 今年で3回目を迎えた同パーティー。町内で子どもを対象にしたイベントとしては最大級のイベントとなっている。
 仮装行列は日が沈んだ夕方から開始。子どもらはお化けや魔女に仮装して商店街を練り歩き、協賛店前で「トリック オア トリート!(ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と声を合わせ、お菓子や文房具をもらっていた。
《本紙11月6日号1面より》

2014年08月07日

賑やかに盆おどり 智泉寺観音広場で園児らが十日町小唄

140807_02.jpg

 市内昭和町の智泉寺観音広場で1日、納涼の盆踊りが行われ、多くの家族連れが訪れて、広場中央に作られたやぐらを囲んで盆踊りを楽しんだ。
 主催したのは観音広場盆踊り実行委員会、共催として智泉寺といずみ保育園、昭和町通り商店街協同組合が協力したことから、盆踊りの周りに準備されたヨーヨー釣りやかき氷など子ども向けのお楽しみコーナーはゆかた姿の子ども達で大賑わいとなった。
 盆踊りも可愛いいずみ保育園の園児が日ごろから練習した十日町小唄を、先生や親とともに楽しく踊り、大きな拍手を浴びていた。
《本紙8月7日号1面より》

2014年06月05日

初夏の木漏れ日のなか10年ぶりのコンサート 松之山美人林で

140605_02.jpg

 10年ぶりとなるブナの森・美人林コンサートが1日、松之山松口の美人林で開催された。
 同所では平成16年まで野外コンサートが毎年開かれ、好評を博していたが、ブナ林を保全するため同年で休止された。今回は、名物行事「真夏の笑い祭典」を主宰してきた地元有志が中心となって実行委員会を組織、森の学校キョロロの協力を得て林内の土壌硬度の計測と回復方法を検討、さらに安全面から枯れ枝を伐採するなどして再開に漕ぎ着けた。
 コンサートには、この日のために結成されたN響メンバーらによる美人林弦楽四重奏団、ピアニスト・永野光太郎、男声ユニット・いばらの騎士が出演、ハイドンやショパンの名曲やビートルズのメドレーなどを披露し、訪れた約500人の聴衆を魅了。初夏の日射しが木漏れ日となって降り注ぐ林に、名曲の調べと万雷の拍手が響いた。
 今後の開催について実行委は「環境保全のため来年は開催しないが、良いコンサートなので許す範囲で続けていきたい」と話している。
《本紙6月5日号1面より》

2014年03月06日

雪原を舞台に光と音の共演 越後妻有・雪花火

140306_02.jpg

 大地の芸術祭の里2014冬のイベント「越後妻有 雪花火」が1日夜、市内の信濃川沿いや上野のナカゴグリーンパークで行われた。
 メイン会場のナカゴグリーンパークでは、高橋匡太氏の作品「Gift for Frozen Village 2014」が展開され、サポーターや参集者の手で約2万個の光の種(LEDライト)が雪原に植えられ、夜の帳が下りるとともに約1ヘクタールの巨大な光の花畑が出現した。
 午後7時、信濃川の十日町橋上流から栄橋(下条)までの両岸約10㌔にわたって火柱花火と尺玉花火約140発が次々と打ち上げられ、漆黒の河岸段丘に光で信濃川の軌跡が浮かび上がった。続いて、メイン会場では交響曲に合わせてスターマインが約4分間に渡って打ち上がり、夜の雪原に広がる光と音の幻想的なショーが参集者を魅了した。
 メイン会場には想定を大きく上まわる約2500人が来場。同時に開催された首都圏からの観光客向けの雪見御膳ツアーなども満席となる賑わいを見せた。同イベントは来年も第6回大地の芸術祭のプレイベントとして実施される予定だ。
(写真:メイン会場の「光の花畑」の中で花火を鑑賞する参集者)
《本紙3月6日号1面より》

2014年02月13日

世界遺産の富士山を雪像舞台に 14日から第65回十日町雪まつり

140213_01.jpg

 白い愛の祭典「第65回十日町雪まつり」が14日から16日の3日間にわたり開催される。現代雪まつり発祥の地として、昭和25年2月4日に第1回を開催して、今年で65回の節目を迎えた。メインイベントの雪上カーニバルの雪像舞台のモチーフを、世界文化遺産となった霊峰・富士山として「霊峰顕現」と命名して制作が進められている。今年の積雪は平年並みで、雪像づくりには不足気味ではあるが、雪まつりの原点である「雪の芸術作品」には昨年より5作品多い76作品がエントリーされた。今年は日本テレビの情報番組「スッキリ‼」の商品開発部と連携した4作品の雪像制作が話題を呼んでいる。
(写真:雪像舞台「霊峰顕現」のイメージ)
《本紙2月13日号1面記事より抜粋》

十日町新聞2月13日号は・・・・十日町雪まつり特集号!
▽<雪の芸術展>雪国の鼓動、息吹を伝え 36団体が参加、栄冠はどこに
▽最高の立地条件を生かした作品を 昨年市長賞・学校町1の酒井誠さんに聞く
▽おまつりひろばは28会場で多彩に 「スッキリ!!ひろば」など新たに3会場
▽情報番組「スッキリ!!」が雪まつりと初コラボ パスポートに新特典加わる
▼安倍総理が火焔型土器ネクタイを着用 東京五輪聖火台の要望実現に弾み
▼秋山郷観光整備、子育て支援拡充など 津南町新年度予算は2%減の緊縮型に
▼4月から十日町―新潟間高速バス大幅減便 1日5往復から2往復に 
▼北越急行と市が駅をバージョンアップ 駅高架下を増床して観光対応図る
▼篤姫ら将軍家に十日町産縮を納品 江戸時代の覚書を屏風包みから発見
▼十高女子リレー準優勝、3連覇ならず 全国高校スキー大会
▼水沢中の思いをソチの大空に 宮沢選手の母校で激励壮行会 など

十日町新聞
十日町新聞デジタル版 定期購読

電子版プレイバック十日町

広告掲載のお申し込み
新聞に取り上げて欲しい情報をお寄せ下さい。
>>こちらまで。
ATOM

RSS