「おしん 青春編」の観劇に十日町から59人
「観劇・綾の会」では8日、東京の新橋演舞場で上演中の「おしん・青春編」を観劇した。「おしん・青春編」の主演を務め、今回は座長も務めた小林綾子さんの母親が十日町市川西の出身であることから、この春に「観劇・綾の会」が結成され、小林綾子さんを地元から応援するために年一回は団体で観劇する事とし、今回はその第一回目。
十日町市からは本社の山内正胤社長が会長となり51人が大型バスで駆けつけ、東京十日町会からも8人が参加、新橋演舞場前で綾子さんの母、小林ユキ子さんの出迎えを受け、代表が小林綾子さんの楽屋を訪れ、胡蝶蘭の花を贈り激励した。
小林さんに用意して貰った席は最前席中央で、出演者の台詞も良く聞こえて最高の迫力で観劇することが出来た。「おしん・青春編」は「おしん」の後日談で、小林綾子さんはあらたな奉公先の酒田の米問屋加賀屋で十六歳を向かえてからの物語。原作者の橋田寿賀子・演出家の石井ふく子両人の秘蔵っ子として舞台で活躍する小林綾子さんは、山本陽子、長山藍子、赤木春恵、前田吟、勝野洋、東てる美ら錚々たる大物役者を脇役に従えて堂々の演技を見せていた。
終演後、特別に小林綾子さんを囲んでの記念撮影が行われ、観劇・綾の会の参加者は大喜びでカメラに収まった。同会では来年も小林綾子さんの舞台の観劇を企画するとしている。
(写真:講演後の記念撮影で小林さんを激励する会員)
《本紙7月10日号3面より》