大河・信濃川をラフティングで川下り
現在、日本一の大河が復活している信濃川中流域で川下りの醍醐味を楽しむ「信濃川ラフティング」が市内宮中の温泉総合施設「ミオンなかさと」裏から十日町大橋までの約8km間で実施されている。JR東日本・信濃川発電所の水利権取消問題に伴うダム放流量増加により、現在の信濃川は自然の恵みを満喫できる川下りのホットスポットとなっている。
実施しているのは南魚沼市のアウトドアガイド「水先案内舎」。今月23日までミオン駐車場に小屋を設置してラフティングを受け付けている。これまで約350人が利用しており、先月28日には早稲田大学のサークル、ミュージカルプロジェクトのメンバー30人が4艇の専用ゴムボートに分乗し川下りに挑戦した。参加者はライフジャケットやヘルメットなどのレンタル装備に身を包み、経験豊富なガイドとボートに乗り込み水飛沫を浴びながら下る爽快感を味わい、淵では川に飛び込むなど、めったに見れない川中からの景色を満喫していた。
川下りの時間は約80分間で、午前9時受付けのAMツアーと午後1時受付けのPMツアーがある。料金はミオンの温泉入浴券付で大人6300円、小人(6歳以上)4200円。激流コースもあり、大人8400円、小人7500円となっている。全て事前予約が必要で、詳しくは同舎(電話025-782-2048)へ。
(写真:28日に実施された早大生の川下り)
《本紙9月10日号3面より抜粋編集》